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室戸岬 報告書

室戸岬の動物相:
四国ではあるが、緯度が低いため温暖な環境となっているのだろう、海中にはサンゴ礁があり、海岸にはサンゴの欠片が多く打ち上げられている。サンゴには詳しくないため種類はよくわからないが、打ち上げられているサンゴ片のコロニーパターンには何種類かある。

室戸岬のサンゴ


貝殻はイモガイ類とタカラガイ類、南方性のニシキウズ科の巻貝(ウズイチモンジ等)が多く打ち上げられているが、海が荒いため磨耗が激しい。波が荒過ぎるためか、トコブシなどのアワビ類が生貝のまま打ち上げられているシーンに何回か出会した(その度、密漁と間違えられないか心配になる)。カサガイではマツバガイが多い。8cmほどのアワビと見間違えるほどの大型のマツバガイを1個体見た。
イモガイ類では、Cellular Automataを連想させるタガヤサンミナシ、マダライモ、他2種ほどが打ち上げられていた。いずれも磨耗が激しい。マガキガイも多かった。
タカラガイ類では、ハナマルユキダカラが非常に多い。三浦などで採集されるハナマルユキダカラよりも殻は重厚で、殻口部が平坦になっている。2番目に多く見られたタカラガイがカモンダカラ、次がチャイロキヌタであった。他、ヤクシマダカラ、コモンダカラが採集された。ハナビラダカラ、キイロダカラ、メダカラは見られなかった。
二枚貝類はほとんど見られなかった。イガイ類さえ見られなかった。ケガキ程度である。それほど海が荒いということを意味している。

室戸岬で貝採集を行う場合、打ち上げられた貝殻を拾うという手段がメインとなる。シュノーケルを使い素潜りで貝を探すという手段は、実際に潜っている家族連れもあったが、非常に海が荒いため危険と考える。

室戸岬_岩礁_3


ただ、貝殻が打ち上げられる場所は、自分が見た限りおよそ20mほどの範囲の黒い砂利の浜ただ1箇所に限られており、その場所以外は数メートル大の岩がゴロゴロと積み重なっている場所になっていて、人が入れない。「乱礁散歩道」という遊歩道があり、端から端まで歩いて浜を見たが、人が入れそうで、かつ貝殻が打ち寄せられそうな場所は他には見つけられなかった。

室戸岬_岩礁_1


室戸岬_岩礁_2


室戸岬_岩礁_4


遊歩道には赤いベンケイガニ類がいる。道路には猿がいたりする。蝶類はモンキアゲハが多く、その次にナミアゲハが多い。他、白いミスジチョウの類を見た。また、道路横でヤマガラを見た。

アカテガニ_12Aug2014_mini


ニホンザル_12Aug2014_mini


ヤマガラ_12Aug2014


他の採集ポイント:
高知県佐喜浜町尾崎
徳島県小松海岸
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